動画を使って抜群の第一印象を与えているホームページ5選

    動画を使って抜群の第一印象を与えているウェブサイト5選

    Buffeの調査によると、ホームページに動画を使っている企業は、使っていない企業に比べて、クリック数で27%、コンバージョン数で35%多く獲得しているそうです。視覚的コンテンツには、即時的に注意を引く力があるからなのですが、これらのホームページは単に、画面上のアイキャッチの部分に何かしら動くコンテンツを配しているだけです。大画面で試合中継をしているスポーツバーへ行ったことがあれば、動画がいかに注目を集めるかがわかるかと思います。

     

    ここ数年の間に、視覚的コンテンツは静止画から動画やGIFへと移り変わってきました。ホームページの訪問者がページにランディングした瞬間に動画だと印象付けることができるため、どんなホームページなのか興味を持ってくれます。

     

    この記事では、動画を使って第一印象をつけているジンドゥーユーザーの例をご紹介します。ジンドゥークリエイターとジンドゥー AI ビルダーの両方のサービスで動画を設定することが可能ですので、ぜひ試してみてくださいね。

    1.魅惑的なスローモーション:Jellylab

    このサイトは、スローモーションの動画をヘッダーに入れることによって、出だしからハラハラする感じを与え、見る人の視線をひきこんでいます。

     

    スローモーション動画を入れ込むことで、全体の詳細を見てもらえることに効果があります。大概の訪問者はページを飛ばし読みするだけですが、 動画をファーストビューに入れることでその速度を落とし、ちゃんと見てもらえるくらい訪問者の興味を引き続けられます

    2.ガイドの役割:Edgar Fuchs

    こちらサイトでは、ファートビューの動画でキツネが遊び回っている姿が映し出されています。この動画を目にしたときの最初の印象は、「キツネが走り回っている」ということだけで、その時点ではまだキツネと会社の商品とは関連づいていません。

     

    しかし、キツネは次第にガイドのように、会社(お店)の紹介を行なっていきます。忙しくキッチンを営業しているオーナーがいる部屋へ飛び込んでいき、最後には会社のロゴに行き着きます。会社名をかけた単純な言葉遊び(Fuchsはドイツ語でキツネの意味)で始まった動画は、会社概要をなぞるツアーとなり、会社名を覚えてもらえる術となるのです。

    3.多彩なハイライトリール(ハイライト映像):Aeroocircus

    こちらは、動画制作をしている会社のサイトで、これまでの実績をまとめた動画をファーストビューに表示させています。ホームページ訪問者としても、最初から高品質の動画があるので入り込みやすく、自分が作りたいと思っている映像を含め、この会社がどのようなタイプの映像が作れるということがすぐにわかります。

    4.盗み見るような予告編:Falling Man

    こちらはライブステージのイベント会社です。Falling Manのホームページを訪れると、まずステージの動画予告が表示されます。ダンサーの寄り・引きのショットを組み合わせて、クイックモーションの編集をすることで、ライブパフォーマンスの雰囲気を味わせてくれます。動画に引き込まれた時にはすでに、次のライブのチケットを予約しようと決めているはずです。

    5.舞台裏を写す:Lichtbild Studio

    こちらの写真スタジオのサイトでは、新しい訪問者に彼らの世界をチラ見せするような動画を使っています。動画には、仕事中にクライアントと向き合い、撮影をセッティングしているカメラマン達が写っています。このサイトを新しく訪問としたということは、写真を撮られ慣れていない人かもしれません。そこで、動画の中で彼らと写真を撮ることがどんなものなのかをリアルに感じることができます。カメラマン達のリラックスした笑顔とテクニカルなショットを組み合わせているおかげで、動画はプロの仕事に見え、カメラマンにポーズをとることは楽しいに決まっていると潜在顧客を安心させているのです。

    ジンドゥーで動画のヘッダーを設定する方法

    ホームページ上のいくつかの枠組みでヘッダーや背景に動画を使うことができます。ホームページに合うレイアウトを一つ選んで動画を追加してみましょう。ヘッダーや背景に表示させたい動画はあらかじめ準備しておいてくださいね。

    ジンドゥークリエイターの場合

    ■手順

    1. YouTubeやVimeoへ動画をアップロードします。

    2. 編集画面にログインし、[管理メニュー]>[デザイン]>[背景]>[+]マーク >[動画]をクリックして、さきほどYouTubeやVimeoにアップロードした動画のリンクをコピーして貼り付けます。

     

    動画ではなくても、アニメーション化されたGIFをヘッダーや背景に使うこともできます。

    ジンドゥークリエイターで背景に設定した動画は、選択するレイアウトによって、ヘッダー部分でのみ表示されるか、サイト全体で動画の背景になるかが異なります。

     

    ファーストビュー部分(ヘッダー部分)ではなく、サイトの中に動画を組み込みたい場合は、下記の方法で可能です。

     

    ■手順

    1. YouTubeやVimeoへ動画をアップロードする

    2. 編集画面に入って、動画を表示させたい場所で[コンテンツ追加]>[YouTube等]> YouTubeやVimeoにアップロードした動画のリンクをコピーして貼り付けます。

    ジンドゥー AI ビルダーの場合の手順

    1. YouTubeやVimeoへ動画をアップロードします。

    2. 編集画面にログインし、[+]マーク >[カバー]ブロックを追加します。

    3. 表示される画像をクリックすると、メニューバーが表示されるので、[▷]マークをクリックして、さきほどYouTubeやVimeoにアップロードした動画のリンクをコピーして貼り付けます。

     

    ジンドゥークリエイター同様、ジンドゥー AI ビルダーでもホームページのファーストビューだけではなく、サイト内にも動画を埋め込むことができます。画像が入っているブロックを追加して、その後は上記の手順で追加が可能です。

    何の動画を見せるべきか?

    ホームページには各ページそれぞれに目的があります。商品を際立たせて見せるページ、価格を提示して見る人を買う人に変えるページなど。それゆえ、動画にも適切なコンテンツを選ぶことで、それぞれの目的達成に役立つはずです。例をみてみましょう。

     

    ファーストビュー:製品、またはチームの映像を使う

    ファーストビューでは、会社の全体的な雰囲気をを訪問者に伝える場です。マーケティング戦略や商品を扱っているのか、サービスを提供しているのかなどによって、新しい訪問者に対し、自分たちのチーム、もしくは商品を紹介する動画を使いましょう。

     

    商品ページ:商品の使い方や使い道、もしくは実際に使ってよかった購入者を紹介する

    商品ビデオは、商品機能やそれを買えばどれほど便利かということを明らかにしてくれます。商品そのものに焦点を当てたり、購入者の喜びの声をビデオに使いましょう。

     

    Aboutページ:チームもしくはロケーションを紹介する

    About ページは、あなたの会社についてもっと知りたいと思ったユーザーのためのものです。仕事中のチームを写すことで強力な第一印象を与えられます。もしくは会社のある場所や内部のバーチャルツアーを行うことで、訪問者を安心させることもできます。

     

    ただ、ヘッダー(ページの一番上)での動画挿入は全てのページに適している訳ではありません。例えば、価格表といった、多くの情報に触れて欲しいと思っているページでは、動画は気が散ってしまうので、シンプルなヘッダーの方がうまく機能するでしょう。

     

    背景ビデオは視覚的に物申すためにあるので、音声なしで自動的に再生されます。もし、音声付きにしたいなら、画像枠にその動画を追加します。準備が出来次第、再生を押せば、音声付きのビデオが始まります。

    判断がつかない時は、ゆっくりと

    動画は魅惑的です。人は動いている画を見ずにはいられないでしょう。必然的にホームページ訪問者も動画に注目します。

     

    ・早い動きは素早く注目を集め、エネルギーや熱意を表します。

    ・遅い動きはより微妙で、落ち着きやバランス感覚を伝えます。

     

    一般的な経験則として、判断がつかない時は、遅い動きのビデオを使いましょう。なぜか?それはあなた自身は、何千回も自分の動画を見たり、おそらく自分自身で撮影・編集までしたことがあるので、見るもの全てを簡単に処理できます。一方で訪問者は、初めてそのビデオクリップを見ているのであって、全てを頭に入れるには、やや時間が必要だからです。

    ホームページ訪問者にどう反応して欲しいか?

    動画を追加する前に、自問してみてください。それによって何を成し遂げたいのかを。動画を配置する枠が違えば、訪問者からの反応も違ってきます。

     

    ・動画を最初から最後まで見てほしい場合 

    フルスクリーンモードで動画が再生される[カバーブロック]を使いましょう。動画が目立つように、目のマークの[コンテンツ表示]メニューから、必要のないものは非表示設定にしてください。

     

    ・動画を幾分見てもらい、他の要素を見るためにスクロールしてほしい

    他のコンテンツの脇に動画が表示されるよう[画像ブロック]か[カバーブロック]を使いましょう。

     

     

    ・動画には気づいて欲しいけれど、注目してほしいのは別のコンテンツ

    [カバーブロック]を使い、テキストやボタンといった動画の上に表示させたい要素を目のマークの[コンテンツ表示]メニューを使って選びましょう。

    動画は大きな絵のほんの一部分

    動画は当然ながら魅力的です。ヘッダー部分に動画を使うことで、ファーストビューで見る人の注目を集め、価値を伝え感情レベルで訪問者達と繋がることができます。特に、商品の機能や見た目、雰囲気を消費者に伝えるにはもってこいです。もっとも重要なのは、ホームページ訪問者が、より詳細な情報を頭に入れ理解できるようにすることです。そのため、商品詳細や、サービスについての情報など、訪問者が購入者に変わるに必要な要素を動画コンテンツでフォローすることを忘れないでください。