ホームページの目的と役割を明確にしよう

ステップ1:ホームページの目的

何のためにホームページを作成しますか?

ホームページを作成する際、ツールを開いて、いきなり作業をすることもできますが、作成をする前に、まとめておきたいことがあります。

 

確かにホームページは24時間365日、あなたの事業を案内してくれますし、大変便利なツールであることは間違いありません。しかし、事前の準備なしで作ってしまうと、途中で迷った時にどのような方向性で作成していいかわからなくなってしまうことも。

 

ホームページを作る前段階で、もっとも大切なことの一つが「ホームページの役割を知る」と「ホームページを開設する目的を明確にする」です。 


このステップのポイント

ポイント1

ホームページの役割について知ろう

ひとくちに「ホームページ」と言っても、その役割はいろいろあります。

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ポイント2

ホームページの目的について知ろう

ホームページの作成において「開設する目的」を明確にしておくことは、非常に重要です。

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ポイント3

対象者を明確にしよう

役割や目的が明確が決まったら、あなたのホームページに訪問して欲しい「対象者」を明確にしましょう。 

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ポイント1

ホームページの役割について知ろう

ひとくちに「ホームページ」と言っても、その役割はいろいろあります。代表的なものをいくつかピックアップしてご紹介しますので、参考にしてください。

 

会社の部署と似ているかも知れませんね。


・広告・宣伝(看板)

ホームページを通して、会社やサービス内容、商品を知ってもらうこと、これがやはりもっとも多い役割ではないでしょうか。ホームページを開設することは、インターネット上に「看板」がある状態とも言えるでしょう。

 

・広報

社外・社内に向けて、会社のできごとやニュースリリースを発信することで広報の役割を果たすことができます。

 

・事務局

地図を掲載することで、会社やお店がある場所の案内をしてくれたり、サービスへのお申し込み方法を掲載することで、事務担当者の代わりを担ってくれます。あるいは、セミナーやイベントを開催する際、内容の告知をする、申込フォームを置いておくことで、自動で受付をしてくれる事務局の代わりになります。

 

・営業

お問い合わせがくる、資料請求の依頼が来るような作り方をすれば、24時間365日稼働する営業マンの役割をしてくれます。

 

・人事

スタッフを募集しているのであれば、ホームページに求人情報を掲載しましょう。採用担当者からのメッセージや先輩社員・スタッフからのコメントの掲載、そしてエントリーフォームの設置をすることで、人事担当者の代わりになってくれます。

 

・新聞・ニュースレター

ブログの機能を使って、閲覧者に向けた新着情報を発信すれば、自社独自の「新聞」やニュースレターのような役割をはたしてくれますね。

 

・店舗(小売)

お店で販売している商品をホームページ上で販売することで、店舗の代わりに売買することができます。ネットショップと呼ばれるこの仕組みを使えば、日時や場所に関係なく、全国各地へ商品を販売することが可能になります。

 

・サポート

サービスや商品に関して、よく聞かれる質問はありますか?Q&A形式にしてホームページに掲載しておきましょう。サポート担当の代わりに、ホームページが解説してくれます。

 


 

 

以上です。なお、ホームページの役割は一つではありません。複数の役割を持ちながら運営することがほとんどです。

ポイント2

ホームページの目的について知ろう

ホームページの作成において「開設する目的」を明確にしておくことは、非常に重要です。例えば、「名刺がわり」にホームページを開設するのと「集客のため」にホームページを開設するのとでは、取り組み方や設計が大きく変わってくるからです。

 

以下を参考に、ホームページ開設目的をはっきりさせておきましょう。


・名刺がわり

もっともシンプルな目的が「名刺がわり」です。会社名(店舗名)、運営者情報、住所や連絡先、事業内容などが簡潔に掲載されていて、まずは必要最低限の情報が伝わることを目的とします。

 

・パンフレットやカタログとして

商品やサービス内容がたくさんある場合、紙のパンフレットやカタログの代わりにホームページを利用します。お客様が見る他、営業ツールとしても使うことができます。

 

・認知の拡大

お店や会社の存在をより多くの人に知ってもらうために、ホームページを開設するパターンです。

 

・販促、集客

「認知の拡大」が「知ってもらう」ことを目的としているのに対し、販促・集客を目的とする場合は、具体的に「お問い合わせが来る」「資料請求の依頼がある」「電話が来る」「商品を購入してもらう」「来店してもらう」など、具体的なアクションに結び付けるように設計・作成します。

 

・求人

「役割」の項目でも求人について触れましたが、「求人」を目的としてホームページを開設するケースが近年増えています。「販促、集客」と大きく異なるのは、就職や転職希望者へ訴求するよう作成すること。必要になるコンテンツが、「名刺がわり」や「販促、集客」のときと異なってきます。

 

・リストの獲得

例えば、メールマガジンに登録してもらう、あるいは名前や住所を入力してくれた人に資料を送付など、あらかじめ見込み客のメールアドレスや申込者の情報(=リスト)を獲得しておくためにホームページを開設するというケースです。

 


 

 

役割と同様、ホームページの「目的」も複数組み合わせて検討する場合が多いです。

ポイント3

対象者を明確にしよう

役割や目的が明確が決まったら、あなたのホームページに訪問して欲しい「対象者」を明確にしましょう。あなたのホームページを閲覧して欲しい人は、男性ですか?女性ですか?何歳ぐらいでしょうか?どんなライフスタイルを送っていますか?

以下のようにまとめてみましょう。

・Aさん

首都圏近郊のベッドタウンの一戸建てに住む20代後半の専業主婦。

現在、はじめての育児に奮闘中。子供のことに割く時間が多いため、今は自分のことに目を向ける余裕が少ない。

 

東京の会社勤めのサラリーマンである夫が帰宅後に落ち着いてからできる自分の時間にスマホでネット閲覧をすることが多い。もう少し子供が大きくなったら、趣味を再開したいと思っている。


・Bさん

20代後半の独身で東京都内のワンルームに一人暮らし。

都内のWeb制作会社でフロントエンドエンジニアをしている。残業も多く、休日出勤となることも珍しくはないため、普段はあまり余裕がない。

色々な調べものなどは休憩時間中に会社のPCを使ってするのがほとんど。たまに有給休暇を取って小旅行をしたり、好きなアーティストのライブに行くなどで息抜きをしている。


・Cさん

首都圏の製薬会社に研究員として勤務する30代前半の女性。

郊外の一戸建てに夫婦で住んでおり、子供はまだない。

密度が濃く、忙しい仕事ではあるものの土日はしっかりと休めるため、休日は夫婦で出かけることも多い。ネットの閲覧は帰宅後に自宅のPCか通勤電車内でスマホを利用して行う。 


 同じ20代後半~30代の女性と言っても、生活環境やライフスタイルが異なれば、消費目的や商品を選択するポイントも変わってきます。閲覧者が「誰」なのかを明確にしておくことで、より対象者に訴求しやすいホームページ作成が可能になるでしょう。

まとめ

ホームページには、さまざまな「役割」と「目的」があります。特に、「目的」が異なるとホームページの作成内容も変わってきます。また、対象者を明確にしておくことで、より制作内容やコンテンツ、使用する写真やビジュアル、デザインの方向性がはっきりと見えてきます。
ホームページを作る前段階でもっとも大事な部分になりますので、考えておきましょう。