ホームページは作成後が大事!「運営」していこう

    ホームページ作成後の運営

    一生懸命、時間をかけて作ったホームページ。せっかく作ったのであれば、一人でも多くの人に見てもらいたいし、お客様とのコミュニケーションにも活用したいもの。

    「ホームページの作成」はあくまでもスタートライン。できあがってからが本当の「はじまり」です。「小さく作って大きく育てる」という言葉があるように、どんどんいろんな情報を追加して、ホームページの中身を充実させていきましょう。

    ここでは、どんなふうに中身を更新していくのか、またどんなテーマの記事がよいのかを紹介します。

    ジンドゥークリエイター(以降クリエイターと表記)を使って、たくさんページを増やしていきましょう。

    ホームページを運営したいけれど、ネタがない…そんな時は

    ホームページを運営するシーンで、もっとも多い悩みが「ネタ」ではないでしょうか。最初の頃は「ホームページをオープンしました」「xxxのページを更新しました」とフレッシュな話題があっても、だんだん運営するうちに・・・

    そこで、以下のようなテーマでページを増やしてみましょう。

    新着情報の掲載

    お店や会社、教室からのお知らせを更新していきましょう。「なかなか更新するネタが思いつかないから、この記事を読んでいるのに…」という人のために、お知らせのヒントをご紹介します。

     

    • 臨時休業のお知らせ、長期休業のお知らせ(夏・冬・ゴールデンウィーク等)
    • 新商品のお知らせ
    • イベントやセミナーの告知
    • キャンペーンやクーポン発行のお知らせ
    • お店の様子や周辺のできごと
    • 社長、店長からのひとこと など

     

    いかがでしょうか?お知らせを更新するイメージがわいてきましたか?こうしたスピード性が必要なお知らせは、ジンドゥーの「ブログ機能」を使うのがおすすめです。ブログ機能は、日付のデータをもった記事更新システムです。くわしくは後述します。

    新商品やサービスを追加

    このようなページを作成したら、ナビゲーションで「非表示」にします。新商品(新サービス)のページを作成するときに、ひな形を使って作ればゼロから作成する必要がなく、ページのフォーマットも揃うので見やすくなります。

    クリエイターの Proプラン、Businessプランには、「ページコピー」という便利な機能があります。クリエイターの有料版を契約している人は、有効に活用しましょう。

    Hint:クリエイターで新しいページを作成すると「定型ページを利用する」というボタンが表示されます。この機能を使うと、ある程度レイアウトされた状態でページ作りをスタートできます。

    お客様の声を追加

    商品やサービスを購入していただいた方にアンケートを取ったり、ユーザーインタビューをしていますか?商品・サービスの購入を検討している人にとって「お客様の声」は、重要な判断材料になります。大手ショッピングサービスで商品を買おうか迷った時に、「お客様の声(レビュー)」が購入の決め手になった経験はないでしょうか。

    「よかった」「役に立った」「こんな使い勝手だった」など、実際に購入・契約した方の声は信頼の後押しにもなります。現在、「お客様の声」コーナーがない人は、ぜひ設置しておいてください。

    特に、目に見えないサービスを提供している場合(マッサージ、個人クリニック、サロン、相談業など)は、お客様の写真も入れておくとより効果的です。

    購入・契約し続けてくださるお客様がいる限り、継続していけるコンテンツです。どんどん掲載して、ページを増やしていきましょう。

    Q&Aページの設置・更新

    お客様から購入前、購入後によく聞かれる質問はないでしょうか?そういう項目に関しては、Q&Aというコーナーを作って情報を追加していきましょう。これはお客様に役立つだけでなく、自分達の業務効率化にも役立ちます。

    何度も聞かれる同じ質問を、ページに掲載することで、同様の質問があったときに

     

    「ホームページのxxに掲載されています。アドレスは、

    https://xxxxxxxxxxxx.com/xxxxxxxxxxx/です。」

     

    と案内することで、効率よく相手に伝えることができます。特にメールやチャットでの問い合わせがあった時は文字で残るので、こうした伝え方は互いにとって有益です。

    お役立ち情報を載せよう

    現在のお客様、あるいは少し未来のお客様に対して、どんな情報を提供すると喜ばれるでしょう?たとえば、難しい専門用語や複雑なサービス仕組みの解説だったり、健康や美容の知識だったり、専門家ならではの知識があると思います。それをお役立ち情報として、ホームページに掲載していきます。特に、なにかの「悩み」を解決するようなコンテンツは喜ばれます。

     

    例:
    • 不動産会社だったら、「プロがおすすめするファミリー物件の探し方」
    • 行政書士だったら、「これから起業する人にすすめる損をしない開業術」
    • パソコン教室だったら「初心者がつまずきやすいExcelの使い方」
    • 塾だったら「自宅学習のモチベーションが一気にアップする5つのポイント」
    • ピアノ教室だった「お子様の性格に合わせたピアノ教室の選び方」

     

    など、「どんな人に情報を届けたいか」「その人の困りごとは何か?」「どんな情報を提供すれば困りごとが解決されるか?」の3つのポイントを頭において、内容を考えてみましょう。

    ブログ機能を活用しよう

    ジンドゥーのページ作成は、大きくわけて「ページ」と「ブログ」があります。「新着情報」や「お知らせ」の情報を更新するときは「ブログ」の方がおすすめです。理由は次の4つ。

     

    • 更新した日付が自動的に入るので、情報が時系列で並ぶ
    • カテゴリーやテーマ機能をつかって、投稿を分類することができる
    • 記事が増えてきたときに管理しやすい
    • SNSにシェアしやすい(Twitter、Facebookなど)

     

    この特性を考えると、お知らせや新着情報だけでなく、お客様の声のように継続的に増やしていくコンテンツにも活用できます。

     

    ブログ機能に関する詳細は以下のページを参照してください。

     

    ブログの更新どのぐらいの頻度がいい?

    よく聞かれるのが更新頻度です。特にブログ機能を使うのであれば、気になるところですよね。可能であれば「毎日」と言いたいところなのですが、日々欠かさずブログを更新するのは、とても大変です。

     

    更新するマンパワーがあればよいのですが、そうもいかない場合は、 月に1~2回を目安にしてみてください。最初にあらかじめ投稿する内容を考えておくことをおすすめします。10本程度用意しておけば、月2回の更新で5か月投稿を継続できます。その間に、タイムリーなお知らせを挟んでいけば、更新頻度をアップできますね。

     

    また記事によっては、タイミングがとても重要になる場合があります。例えば、日替わりランチやテイクアウトの情報はお昼時間に出しても意味がありません。人々が昼のメニューを決める前、つまり10時~11時の間には情報をアップしたいですよね。飲食店に限らず、ユーザーの知りたいことを知りたいタイミングで出していくことも重要ですので、ぜひお覚えておいてください。

     

    まとめ

    ホームページは作成してからがスタートラインです。新商品・サービス紹介ページ、お客様のお声やQ&Aなど、どんどんページを追加して、中身を充実させていきましょう。ブログ機能もうまく組み合わせてみて。

    この記事のライター

    志鎌 真奈美(しかま まなみ)

    Shikama.net 代表/JimdoExpert

    http://www.shikama.net/

    https://www.web-supporter.jp/

     

    北海道函館市生まれ。北海道教育大学函館校卒業。1997 年よりWeb制作を始める。ソフトウェア会社のWeb制作部門に 5 年間勤めた後、2002 年 4 月に独立。Web制作・企画・システム構築などに従事し、上級Web解析士として、Webサイトの改善や成果向上のコンサルティングも実施。講師として、Webマーケティングやデザインのセミナー活動も行っている。

     

    著書に『いますぐはじめる Web文章の「書き方」入門教室』(技術評論社)、「これならわかる! Googleアナリティクス 今日からはじめるアクセス解析超入門」(技術評論社)がある。