2020年6月24日(水)JimdoCafe のオーナーが集まりオンラインで勉強会を行いました。
新型コロナの影響でリアルなイベントが開催できなくなり、JimdoCafeのイベントや勉強会の多くが中止となりました。そんな中、これまでオフラインだったJimdoCafeを含む様々なイベントやセミナーも、徐々にZoomなどを利用したオンライン開催が増えてきました。今回のセミナーでは、実際にオンライン開催をしているJimdoCafeオーナーさんから、どのようにオンラインセミナーを開催しているかや気をつけるべき点などについてお話いただきました。これからオンラインでセミナーや勉強会を開催したいと思っている方にも役立つ内容です!
オンラインセミナー開催前の準備
勉強会の参加者は15名でその内オンライン開催をしている方が7名と約半分でした。オンラインセミナーを開催するツールは、Zoom、Google Meet、Skypeなどありますが、一番普及しているZoomをほとんどの方が利用していました。
開催する環境を整えるために何をしていますか?
- ツールの使い方を知る
ツールの使い方がわからないと開催できないので、セミナーに参加をしたり、YouTube動画や、使い方のサイトで機能を一通り把握。
- 自分に合った機材を探す
声がきれいにきこえる組み合わせ(パソコンやマイク)、参加者の顔を確認したいのでモニターを2台利用したいなど、自分の希望に合う機材を探す。
- インターネット環境、ツールを複数用意
オンラインセミナー中にインターネットが繋がらなかったり、ツールの障害が発生する可能性があるので、インターネットの環境を複数用意したり、サブのツールや連絡手段を用意しておくと安心です。
参加者がスムーズに参加できるために何をしていますか?
- オンライン無料体験会
まだまだオンラインに抵抗がある方も多いので、オンラインに慣れてもらうために、オンライン体験会を無料で開催。参加者ひとりひとりが話ができるように1回の参加人数は5、6名で実施しました。
- ツールのマニュアル
ツールのマニュアルページを作成して、音が聞こえない、画像が見えないなどのトラブルについてはマニュアルで解決。
- ツールのテスト環境
オンラインツールではテスト環境が用意されている場合があるので、セミナーサイトにテスト環境へのリンクを用意しておく。
- 参加者に抑えてもらいたい6つのポイント!
JimdoCafe 市川・千葉の志鎌さんは、ご自身の経験から、参加者に抑えてもらうとすごくいいというポイントを教えてくれました。
- ミュート解除
- ビデオON/OFF
- 自分の画面を共有
- メッセージ機能(チャット)
- ビデオレイアウトの変更できるか
- 退出ボタン
オンラインイベントの価格はどのように設定していますか?
オフライン開催では会場を借りる場合は会場費がかかり、オンライン開催ではネット決済の手数料や、ツールの利用料などがかかります。オンラインだから、オフラインだからということではなく、そのイベントの内容に見合った価格をみなさん考慮して決めていました。
【オンラインとオフライン同じ価格にしている】
- オンラインとオフラインで内容や準備はなどは同じなので
- オンラインとオフラインで両方を選べるようにしている
- 参加費用のネット決済、ツールの料金ので手数料がかかる
【オフラインの価格をさげている】
- オンラインの場合は会場費がかからないから
- オンラインの操作に不慣れな方にも挑戦してもらうため
セミナー開催中に気をつけていること
オンラインセミナーで気をつけていることありますか?
【大人数でのセミナーの場合】
- スライドは文字でしっかり書く
オンラインセミナーでもオフラインセミナーと同じで、早口や声が小さいと聞きこえにくので、話をする時に注意をするところは変わらないが、オンラインの場合、利用環境で音声が聞きにくくなることがあります。少し聞こえないところがあってもカバーできるように、スライドを利用する場合は箇条書きなどでしっかり書くと伝わりやすい。
- 参加者にアクションをとってもらう
参加者はモニターを見ているだけなのでボーッとしてしまうので、手を振ってもらうようなアクションをいれて飽きさせないように工夫している。
- ツールの機能(拍手、投票、チャットなど)を利用する
ツールには便利な機能がついていて、所々でこの機能を使って参加者からアクションをもらう。質問をチャットでもらったり、投票をしてもらうとライブ感がでます。
【少人数でのセミナーの場合】
- 参加者全員が発言する
オフラインと同じように「参加している」ことを感じてほしいので、参加者全員が発言できるように、指名をして発言をしてもらう。
- オフラインと同じく交流の時間を設ける
オフラインのイベントではランチタイムに参加者同士が会話できるようにしているので、オンラインでも同じように午前、午後の間にランチタイムを設けて、ランチタイム中も参加者同士が会話ができるようにオンラインで繋げっぱなしにしている。
オンラインセミナーを開催して
オンラインでやってみてどうでしたか?
- 場所に影響されない
開催場所が利用できなくなったという理由で数年前からオンラインで対応している方、今回オンラインで開催をしたところ、遠方に引っ越した方が参加してくれたという方など、開催側、参加者の場所に影響されない。
- オンラインならではの良さ
オンラインでは、モニターにスライドが直接映るのでよく見えるし、メッセージ機能で質問できたりと、オンラインならではの良さがある。
- インストール不要なツールを利用
オンラインツールを持っていない、インストールできないという人もいるので、ブラウザー経由で利用できるツールや、電話とオンライン商談システムでなどで対応をすることもある。
これからも開催していきますか?
- オンライン、オフライン両方でやっていきたい。
最初はコロナの影響のためで、オンラインはオフラインの代替だとおもっていたけれど、オンライン、オフラインそれぞれの良さがあるので、両方でやっていきたい。
オンラインで参加をした方でもオフラインが再開されたらオフラインで参加もしたいと両方のニーズがあります。
- これからチャレンジしたい
オンラインでの対応はまだしていないけれど、希望があれば開催をしたい。電話での問い合わせをうけてユーザーのPCに遠隔操作をすることもあるので、オンラインツールの遠隔操作の機能をつかってみたいとこれからチャレンジしたい。
新しい生活様式でオンラインへの抵抗感が低くなり、いろんな年齢層の方が利用しはじめました。これからオンライン活動にチャレンジしたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。
オンラインセミナー勉強会に参加をしたJimdoCafe
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