創業融資は「時間をお金で買う」投資! 借りるなら実績が出る創業前が正解?

    ジンドゥーユーザーのための、#1分で読めるWebヒント

    #1分で読めるWebヒント 専門家に聞いてみた!

    「1分で読めて3分後には自分で取り組める」シリーズの派生系として、ジンドゥーユーザーに役立つ・知って欲しい 情報を、専門家に聞いてみました。

    ●この専門家に伺いました
    税理士 
    塚田 展久さん 塚田展久税理士事務所
    https://www.tsukada-tax.biz/
    弊社もジンドゥーを利用しています


    「借金はできるだけしたくない」

    「本当に必要になったら、そのとき借りればいい」

    創業を考えるとき、多くの方がそう感じます。

    でも実は、融資は“必要になってから”だと遅いケースが多いといいます。

     

    今回は、創業融資を数多くサポートしてきた税理士の 塚田 展久 さんに、創業融資の“現実的な考え方”を聞きました。

    創業融資は、いつ相談・申請するのがいい?

    一般的に、創業融資は「創業前」の方が通りやすい と言われています。

     

    理由はシンプルで、

    • 創業前は
      計画(これからどうなるか) を中心に見てもらえる
    • 創業後は
      実績(すでにどうなっているか) が判断材料になる

     

    売上が想定より伸びなかったあとに「資金が足りなくなったので借りたい」と相談しても、その時点では評価が厳しくなりやすいのが実情です。

    💡創業融資でまず見られる3つのポイント

    創業融資では、事業計画の前に次のような基本条件がチェックされます。
    ・職歴・業界経験
    → 開業予定の業種で勤務経験があるか?
     勤務経験がない場合は、創業融資は難しい。ただし、フランチャイズ経営等で開業の場合は可能性あり。
    ・自己資金
    → 公庫の制度上は、自己資金は創業資金の1割以上となっているが、現場実務では、自己資金が2割~3割あると評価が高い
    ・信用情報
    → 公共料金・クレジットカード・スマホ代金の分割払い等に遅延がないか?
     こうした信用情報は必ずチェックされます
    この3点の条件を満たして、はじめて「事業計画を見て判断する」段階に進みます。

    借金は少ない方がよい?早く返した方がよい?

    「借金は少ない方がよい」「借金は早く返したい」

    そう考える方が多いですが、答えは「NO」です。

     

    借入額が少なすぎたり、毎月の返済金額が多すぎると、後になって資金繰りが苦しくなるケースが圧倒的に多いです。

    計画通りに売上が立たず数か月後に苦しくなった時に、追加融資をお願いしたいと思ってもそれは難しいです。

     

    そこで、実際の相談現場では、次のようなアドバイスをしております。

    • 余裕を持った金額で試算し、少し多めの金額で借りる
    • 返済期間は長めに設定し、毎月の返済額を抑える
    • 最初の数か月は利息払いだけを払う「据置期間」も検討

     

    返済計画は、どう考えるのが現実的?

    • 創業融資は「創業前」に「多め」に借りる
    • 返済期間は「長め」に設定する

     

    こうすることによって、事業を軌道に乗せるまでの「時間を確保」できます。

    塚田さんがよく使う表現でいうと「時間をお金で買う」という考え方です。

    ⚠️創業融資でありがちな落とし穴

    よくあるケース

    ・借入金額を必要最低限にし過ぎる

    ・返済期間を短く設定し過ぎる

    ・資金が足りなくなってから慌てる

     

    創業融資は、「借り易いタイミングで、多目に借りて、長めに返済する」という考え方が、結果的にリスクを下げ、事業を軌道に乗せ易くなります。

    専門家に相談する意味は?

    創業融資では、「そもそも通りそうか」「どこが弱いか」を事前に整理できるかどうかが重要です。

     

    税理士などの専門家に相談することで、

    • 融資の見通しを早めに把握できる
    • 計画の現実性を客観的に見直せる
    • 面談で聞かれやすいポイントを事前に準備できる

     

    といった点で、選択肢が広がります。

    まとめ|創業融資は「早めの整理」がカギ

    • 創業融資は 創業前の方が進めやすい
    • 自己資金・経験・信用情報は、最初に見られる
    • 借入は「お金で時間を買う」視点で考える

     

    借金そのものが目的ではなく、事業を続けるための選択肢として、どう使うか。

    創業を考え始めた段階で、一度立ち止まって整理しておくことが大切です。

    ●この専門家に伺いました
    税理士 
    塚田 展久さん 塚田展久税理士事務所
    https://www.tsukada-tax.biz/
    弊社もジンドゥーを利用しています