誰だってバーゲンは好きですよね。だからこそ、購入者獲得や、既存顧客の再購入を促す時に、クーポンコードや、元値がわかるように値下げた価格は、とても効果的です。
しかし、大幅値下げに関しては、損益ラインを割ることなくお客がそそられるような値引きを提示するにはどうすればいいでしょうか？
このコラムでは、いつ、どのように値引きを使うべきなのか、どのように顧客への認知活動を行うべきなのかを紹介していきます。
クーポンコード、割引率、特別価格、どの見せ方が最適なの？
割引の選択肢や提供方法は、呼び込みたいターゲット、業界での立ち位置、事業の目標などによって異なります。
例えば、あなたの事業が高級品の市場である場合、Tommy Hilfigerの”Hilfiger Club”のような常連客に対して定期的に特別な特典を送る方法がうまく機能するでしょう。もし、利幅の大きいビジネスであれば、より定期的に、もしくは毎月セールを行うこともできます。もちろん、顧客への手厚い対応と頻繁なセールの両方を組み合わせることも可能です。
そんな施策がブランドに最適な場合は、色々試してみる必要がありますが、忘れてならないのは、どんなキャンペーンや特別提供でもゴールを定め、結果がどうだったかを測る必要があるということです。
以下、選択肢としての割引や特別提供のいくつかのタイプを紹介していきます。
１．クーポンコード
年末気分を盛り上げるのに、割引クーポン以上に効果的な方法があるでしょうか？
クリスマスシーズンは１年の中でもっとも値が上がる時期です。誰もが質の良いプレゼントを探している一方、少しでもお得なものを探しているので、この時期の割引クーポンは地方の小さなお店が大型店と競ったり、新規顧客を獲得するのに最適な方法です。いろいろな行事などに合わせて割引を決めることができます。
例えば、サマーバーゲンやクリスマスなどなど。クーポンコードの有効期間や、最低購入金額を決めるだけで大丈夫！
もし、ビジネスプランのジンドゥークリエイターのサイトを持っているのなら、管理メニュー＞ショップ＞クーポンコード＞新しいクーポンコードを作成する の手順で設定を行なってください。
クーポンコードの作り方の詳細についてはこちらを参照ください。
参照：クーポンコードの作成方法については「ジンドゥーのネットショップ機能を使ってみよう（後編）」の
「6． クーポンコードを使ってみよう」でも、写真付きで分かりやすく解説しています。
２ 割引率で惹きつける
新作のためにスペースが必要だったり、食品や化粧品などを安くしても販売したい時ってありますよね。そんな時は正価の10％～50％引きすることで、お客を引きつけます。
期限の切れる在庫がさらに出そうであれば、前もって割引のセールを設定することもできます。
クーポンを作って実施日を設定していれば、自動的にセールが始まります。もう、在庫を抱えることはありません。
買い手により購入動機を与えるとするなら、クーポンの使える回数を制限することもできます。回数を制限することにより、緊急性が生まれ、早く買わないと、この価格では買えないという気にさせるのです。
３ 取り消し線
元値を二重線などで消して新たな価格をつける価格変更は、二つの価格を比べられる上、正確にいくら安くなっているのかを示すことでその商品をよりよく見せる効果があります。
さらに、商品概要の部分に、なぜ価格変更しているかの理由を追加するとより安心感を与えられるでしょう。例えば、「ニットウェア全品50％OFF 冬物売り尽くしセール！」といった感じです。
ジンドゥークリエイターの Pro もしくは Business プランを使っているなら。この機能は ログイン ＞ 商品機能を使って作成した商品をクリック ＞ 「価格」には割引後の価格、「通常価格」には割引前の価格を入力で特定の商品に対して使うことができます。
いつ、どのように価格変更や割引を行うか？
売り上げをあげたり、見込み客を獲得したり、常連客を作ったりするために割引や特別価格を使う方法はいくらでもあります。
１ シーズンごとのセールで新規顧客を呼び込む
年末年始のセールで持ち越した在庫を処分したり、夏のバーゲンで休暇中の買い物客を引きつけたり。テーマのあるクーポンコードは、新鮮味もあり、１年を通じて購買行動にでるきっかけになります。
２ イベントで商品の販促を行う
参加者にブランドについて話してもらい、特別価格で商品を試してもらうよう促してみましょう。こうすることで、その日のうちに話題を作り、イベント終了後も人々の記憶に残ります。
３ 業界のインフルエンサーを通じて宣伝をする
インフルエンサーとのコラボレーションで最大限の効果を得たいですか？ インフルエンサーのフォロワー専用のクーポンコードを発行し、彼らのフォロワーから注文を受けつけることで、露出を売り上げに繋げることができます。
４ 大口注文を狙う
一定の金額を購入した場合にのみ使える割引で、大量に買ってくれる顧客を少しだけ優遇します。これは平均の購入金額を増やし、収益を上げるのに優れた方法です。
５ 常連客に対しての特典
新規獲得のための施策ができないのであれば、既存客に対して特典を発行するのはいかがでしょう。
彼らに対して、次の注文で使える金券や、限定の割引を提供して、”ありがとうございます”と時節のご挨拶をしてみてください。
6 新商品についての話題作り
何かを新しく始めたり、新しい分野の製品に手を広げたりするとき、それらが軌道に乗るまでには時間がかかるものです。でも、それらを発売記念などの特別価格で紹介することでお客を惹きつけられれば、掘り出し物を見つけたと、購入者たちが自ずと友達などに広めてくれたりします。
７ メーリングリストへ登録してもらう
Data&Marketing Associationによると、メールはもっとも費用対効果のよいマーケティング手法の１つで、１ドル投資ごとに、32ドルを生み出しているそうです。新規登録に対する得点をつければ、潜在的見込み客の登録が期待できます。
セールシーズンの準備をはじめるにあたり、より売り上げを伸ばす方法を探しているなら、今回紹介した６つの心理的アプローチを試してみてください。
